ニューヨーク (5日間だけ)
まだインターネットもそんなに普及していなかったせいか、世の中のペースも今ほどは駆け足ではなく割と平和だった1996年あたりのこと。私は当時ニューヨークで俳優修行をしていた日本人友達を訪ね、ニューヨークに遊びにいきました。
なんせニューヨーク。飛行機の中で眠りもせず、(眠れない)ガイドブックをすみからすみまで読みまくり、行きたいお店は全部チェック!お隣のおじさんとも和やかに、でもお互いのプライバシーは侵さない程度のコミュニケーションをとりつつ、JFKに近づいた。
摩天楼がめっちゃきれい。なビル群を超えて着陸!
空港で待ち合わせた友達とすんなり会えて、イエローキャブでマンハッタンへゴー!
時は2月。雪の後がちらほらと見える。街にいるカップルが路上でチューなんかして、映画みたい。なんとなく普通に歩く人々もかっこ良く見えるのは気のせい?
友達の住んでいるアパートは縦に長い、3階建て(階段のみ)のコージーないい感じな所でした。中二階にある空き部屋になんと一日10ドルで泊まらせてもらってこれまたラッキー。同じビルに住む人々もなぜだか日本人が多し。みな支え合って生きているのね。
ニューヨークでは、ミュージカルを2つ見ました。一つはタップダンスがかっこええ、"Bring in Da Noise Bring
in Da Funk" これは込み入ったところはわからなかったけど、ダンスシーン満載で楽しめました。もう一つはウーピーゴールドバーグが出ていた、"A
Funny Thing Happened on the Way to the Forum"。ウィッティーな会話が売り物であろうこれはもうお手上げでした。言葉に自信のないときはばりばりのダンスがいいとかそういうのにした方がよろしくてよ。今みたらバッチシわかるかしら。。
ある日の夜は友達の友達にハーレムエリアを案内してもらい、なんせ怖いイメージが選考していたのでびくびくしてたけど、小銭入れをうっかり落として怖そーな兄ちゃんが、”落としたよ”なんて拾ってくれちゃったり、通りで開かれていたいい感じのパーティーに潜り込んだりとすっかり気分はニューヨーカー。
又ある夜はダンスレッスンも受けたりして5日間はあまりにも短すぎた。。
そして友達、そしてすぐに打ち解けた同じビルに住む友達、がいなかったらここまでいい思いはしなかったであろう。感謝。。今私はアメリカにいて、彼は日本にいる。そして彼はまだこちらを訪ねていない。いつでも来てね〜。
9年経った今、ニューヨークはどうかわったんだろう。生きるにはタフそうなところだ。物価も家賃も高いしペースが早い。一生のうちに3ヶ月ぐらい住んでみたいなあ。
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